私の一番のお気に入り 音楽の世界

エンタメとワーグナーの音楽

現代の発達した技術は、デジタル画像や音声など、人間の視聴覚に訴える優れた芸術やエンタメを実現させたといってよいでしょう。実物と見まごうばかりの美しい映像やCGは、それまでは映画の特撮と言われる手法をはるかに越えました。
こうした映像は、映画やテレビだけでなく、舞台装置などにも利用されています。
そして忘れてはならないのは、こうした美しい映像に加えて、音楽もその効果に大きく貢献していることです。

私たちは、さまざまなエンタメには音楽が付きものであることを当然だと思っています。
もちろん昔から、多くの芸能には楽器が欠かせませんでした。
日本でいえば、能や歌舞伎には、謡や三味線、鼓や笛などが演奏されます。
民間の盆踊りでも、民謡を歌いながら踊るわけです。

しかし現代の映画を思い出してみて下さい。

まずテーマ曲に加えて、時に演奏される挿入歌や効果音など、さまざまな音が入っていることに気付くでしょう。ただし例外を言えば、有名なヒッチコック監督の映画「鳥」では、音楽が一切使用されていません。こうした特殊ケースは別にして、ほぼすべての映画には各シーンを効果的に演出するための音楽が欠かせないものとなっています。
こうした所謂効果音は、以外にも作曲家のワーグナーが確立したものなのです。

有名な『ニーベルンゲンの指輪』では、登場人物のそれぞれのテーマ音楽が使われています。
現代映画の、ある人物が出てくると決まった音楽が始まるなどの手法はワーグナーに始まるのです。

このように考えると、ワーグナーこそ現代のエンタメの父と言えるのではないでしょうか。

 比べてお得!